食農教育を学ぶことができる絵本

作/ひろかわさえこ
出版社/偕成社
税込価格/1,540円
野菜の命、土の力、人間はそれら全てをもらって体を作っている
真夜中の台所、ぎぎいーと冷蔵庫のドアが開く。中から出てきたのは、
キュウリ、ゴボウ、トマト。「もうがまんができない」
「まってくれ、わしもいく。ここにいても、すてられるだけだ」
「あたしもお……」。
別の暗闇から、芽がでたジャガイモたちもでてきました。キュウリの言うことには、今夜はめぐまれない野菜のための集まりがあるらしい。ほんとだ、畑の隅の空き地には、ほっておかれた野菜が次々とやってくる。そこへ登場したのはみみず和尚。どうなる?
いやあ、さすがです。生かされます。幸せです。