いつでも、どこでも、気軽に手に取れる絵本、あらゆる分野を網羅して、心の成長のために、学びのために、安らぎのために、多くの宝物をくれる絵本、どうぞ手に取って読んでみてください。
ひとりで読むのも、家族で読むのも、多くの子どもたちに読み聞かせるのも自由です。
絵本の選者 正岡慧子(絵本・児童文学作家)
絵本の
SOBA(そば)はクロアチア語で「部屋」のこと。
みなさんが絵本のSOBA(そば)で過ごす時間がより充実することを願って情報をお届けします。
2026年4月の”推し”絵本
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今月の話のタネ
話題の新刊紹介
「スターニャン ほしねこ くろの おはなし」
作者 友杉宣大(ともすぎ のりひろ)
出版社 株式会社 ゲンロン
編集者 西山雅子(月とコンパス)
税込価格 1,760円
内容
猫のくろは病院から戻ったばかり。おなかの包帯をなめたり噛んだりしないように、えりまきをつけています。たいくつでしかたがありません。
そんな夜、流れ星に誘われて、くろは大空の旅へでかけます。
雲のクッションを抜けて、満点の星空に。
ベッドから消えたくろを探して駆け出す仲間の猫たち。くろはどこ?
仲間との絆。夜空を駆ける小さな猫の大冒険。
子どもたちは、夜空を見上げるたびに、くろを思いだしてくれるでしょう。
あれ? くろのえりまき、どこでどうなったのかな?
第9回ブックハウスカフェ大賞 絵本部門【銀賞】受賞
著者 友杉宣大さんからひとこと
高校と大学、大学院で美術を専攻後、創作活動をはじめました。
幼い頃に草むらで動かなくなった猫を見た記憶が蘇り、スターニャンのキャラクターを思いついたんです。
その後、ドローイングや水彩画、立体作品など、さまざまな方法でスターニャンを表現し、発表してきました。
飼い猫のとら、こま、しろからも着想を得て、この絵本が生まれました。
いま振り返ると、美術を勉強したのも、大人になるまでずっと夜の絵が怖くて描けなかったのも、この絵本を作るためだったんじゃないかと思います。
次の絵本のご予定は?
いま、飼い猫のとらが、もしパン屋になったらこんなだろうな、と想像した自作絵本『とらのパン』を制作中です。とらは食べることに、とことんまっすぐな猫なんです。はたして、ちゃんとパン屋さんの仕事ができるのか、楽しみにしていてください。
原画展などのご予定はありますか?
2026年は、香川県・高松市の「本屋ルヌガンガ」さんにて、『スターニャン』の原画展を開催予定です。詳細は、『スターニャン ほしねこくろのおはなし』特設ページほか、友杉宣大SNSでお知らせいたします。ぜひ、ご覧くださいね!
編集者 西山雅子さんの推薦メッセージ
夜空がどこまでものびやかに広がり、いつまでも眺めていたくなる絵本です。
私も猫と暮らしていますが、友杉さんの描く猫は、うしろ姿やちょっとしたしぐさ、そのすみずみにまで愛おしさがあふれているんです。生き生きとした線から、猫たちへの愛情がじんわりと伝わってきます。
6年の歳月をかけ、さまざまな画材やタッチを試しながら表現を模索し、あたためてきたデビュー作。
ゆったりとした気分で、夜空と猫との時間をぞんぶんに味わっていただけたらうれしいです。
絵本の購入申し込み先
『スターニャン ほしねこくろのおはなし』特設ページから
ゲンロンショップほか、ネット書店にてご購入いただけます。

