4月の”推し”絵本
時代を越えて愛される名作から、ウイルスをテーマにした新作まで
※各絵本をクリックするとコメントが表示されます。
ようこそSOBAへ
今月のお客様
作家・プチ生物研究家 谷本雄治さん
近所の生きものたちから、若者たちから、学ぶことがいっぱいです
自然界には、不思議がいっぱいです。わざわざ遠くに行かなくても、「ご近所の生きものたち」がいろいろなことを教えてくれます。だから、プチ生物大歓迎、プチ研究大好きです。専門家ではないので、どれもこれもおもしろく思えてしかたがありません。
そうやって知ったことを、JAグループの食農教育をすすめる子ども雑誌『ちゃぐりん』で連載中の「田畑の虫めがね」などで子どもたちに伝えています。
4月24日は「植物学の日」。「日本植物学の父」と呼ばれる牧野富太郎の誕生日にちなんだ記念日です。その生涯を、ノンフィクション絵本『草木とみた夢 牧野富太郎ものがたり』で紹介しました。
信じる道を突き進む迫力にはとにかく、圧倒されます。そんな生き方をしたいですね。
それから、この季節にはぜひ、『野菜を守れ! テントウムシ大作戦』も読んでほしいです。一時的に飛ばないようにしたテントウムシでアブラムシをやっつける、千葉県の高校生の情熱を描きました。学校の古いハウスを昆虫園にして、地域に開放する活動もしていたんですよ。
若い力って、ほんとうにすばらしい。負けないようにがんばらなくっちゃ、という気持ちになりますね。
谷本さんが「田畑の虫めがね」を連載している、月刊誌『ちゃぐりん』もぜひチェックしてね!