子どもにとっての不安は大人にはわからない。ありがとう友だち！
文 ノートン・ジャスター
絵 G・ブライアン・カラス
訳 石津ちひろ
出版社 BL出版
誠込価格 1,540円
新しい町に引っ越してきた男の子。明日からこの町の学校に通わなければならない。不安だ。サイテーだ。男の子は１人で町を歩きながら、不安を打ち消すように「ネビルー！」と自分の名前を呼んでみた。すると、男の子が１人寄ってきて「もっと大きな声でさけばないと、きこえないよ」と言った。女の子もやってきて、いつのまにか子どもの人数が増えていった。ネビル、ネビル、ネビル、みんなで呼びあった。「もう、いかなくちゃ」「あしたまた君をてつだうよ」。学校にいくのが楽しみになったわね、ネビル。
