続けて読むと息がハアハアとなる。それでも大きな声で読もう!

作 谷川俊太郎
絵 和田 誠
出版社 サンリード
税込価格 1,980円
「これは のみの ぴこ」「これは のみの ぴこが すんでいる ねこの ごえもん」「これは のみの ぴこの すんでいる ねこの ごえもんの しっぽ ふんずけた あきらくん」言葉が積み重なってどんどん文章が長くなり、お話の展開は全く予想がつかない。1つ言葉を変えればお話がまったく違ってくるので、途中から自分のお話を作ってみても楽しい。言葉は魔法だということを実感できる。黙読してもおもしろいけれど、この絵本は声に出して読んだほうがいい。笑わずにはいられない。そして、言葉の魅力に驚くことになる。