ちょっとナンセンスな言葉遊び。どうなる? そうきたか!

文 昼田弥子
絵 高畠那生
出版社 ブロンズ新社
税込価格 1,078円
イトウくんが歩いていると、イカと出会った。「あっ、イカだ」「しっけいな。おれはスイカだ」こんな会話から始まります。どう見てもイカに見えますが、「ス」をどこかに落としてイカになったというのです。そのあと、イトウくんはその無くしたスに出会ってスイトウになってしまい、スとウをはなして糸になり、イとトもなくして透明人間になったりしながら、八百屋の前を通りかかると、「おれはスイカなのだ」とさわいでいるイカに再会します。もちろん最後はおいしいスイカを食べているイトウくんの笑顔でおしまい。