信じてもらえないって悲しい。でも、よくあることなんです。
作 ジョン・バーニンガム
訳 たにかわ しゅんたろう
出版社 あかね書房
税込価格 1,650円
ジョン・パトリック・ノーマン・マクヘネシーはいつも遅刻をしています。なぜかって? 学校へ行く途中、毎日何かが起きるからです。例えば1匹のわにがマンホールから現れて、ノーマンのかばんにかみついて離さない。別の日には、ライオンが現れてノーマンのズボンをやぶいてしまう。遅刻した理由を先生に言っても信じてもらえず、ノーマンはいつも罰を受けていました。けれどある日、何も起こらなかったので、ずいぶん早く学校についてみると、教室で先生がけむくじゃらのゴリラにつかまっていました。さて、ジョンは先生になんと言ったでしょう。