ちょっと変、だけどかわいい、本当に魚なの?
写真 横塚眞己人
文 江口絵理
出版社 ほるぷ出版
税込価格 1,430円
何これ? とても魚だなんて思えない。半分砂にうまって、巣穴から立ち上がって、みんなでゆらゆらゆれながらエサを食べる。エサをとりあってときどきからまったり、からまったまま喧嘩をしたり。変だけどやっぱり魚なんだ。名前はチンアナゴ。よーく顔を見ると、犬の狆(ちん)に似ている。だからチンアナゴなんだね。なぜ集まってくらしているの? どんなところに住んでいるの? 何を食べているの? 不思議が一杯。だけど写真は事実を物語っている。絵本を見たら、きっと水族館に行ってみたくなるよ。