アヒル! ウサギ! いや、ウサギ? アヒル? 目と脳が喧嘩をしそう。

作 エイミー・クラウス・ローゼンタール、トム・リヒテンヘルド
訳 せきねみつひろ
出版社 光文社
税込価格 1,760円
ねえ、みて! アヒルがいるよ。アヒルじゃなくて、これはウサギ! そんなばかな! どうみてもアヒルだよ。ウサギにしかみえないって。アヒルかウサギか、絵をみただけでは勝負がつかない。あっ、アヒルがパンを食べようとしている。違うよ、ウサギが人参を食べるところだよ。一枚の絵を見て、アヒルだと思う人、ウサギだと思う人、さあみなさんにはどっちに見える? 見るのは目だけれど、実際には心や経験や感情などがいっしょになって判断される。自分の見たいものに見えるのかな。目だけでは真実が見えないってことね。