真夏、すいかをシャリシャリと食べる。頭の中で物語が始まる。

作 アンニョン・タル
訳 斎藤真理子
出版社 岩波書店
税込価格 1,870円
すいかはすっかり熟しています。いよいよスイカのプール開きです。おじいさんがすいかにハシゴをかけて登ってきて、すいかの中へ、さっく さっくと入ってきました。子どもたちもやってきました。さっくさっく、しゃぽん。つめたい! ははは、すいかばくだんだ! やめてよ! みんな楽しそう。おじいさんが作ってくれたスイカの皮の滑り台で、すいっ、すうーっ! お日さまが沈む頃、星がでてくるころ、すいかのプールはおしまいです。すいかもきれいに食べました。夏の冷えたすいかは最高! こんな空想が生まれるのも納得です。