一度読んだら忘れられない、キャベツくんとぶたやまさんの出会い。

文・絵 長 新太
出版社 文研出版
税込価格1,430円
ブタヤマさんがキャベツくんと出会いました。「キャベツ、おまえをたべる!」なんて、ぶっそうな挨拶から始まりますが、キャベツくんは「ぼくをたべると、こうなる」と言っては、空をキャンバスに、ブタヤマさんを翻弄します。空にうかぶブタヤマさんの姿が、想像力を越えて何度見てもおかしい。ブタヤマさんはブキャー!と叫びながら、次は、次はと、懲りません。言葉にも絵にも、おもしろいが次々と出てくる魔法のような絵本です。最後はどうなるのかな? 春風が吹いたら、ブタヤマさんとキャベツ君に会いたくなります。