おむすびにはうるさいほうだと思う。
お米の精米から始まって、洗い方、浸水時間、水切りのタイミング、そして土鍋の火加減と蒸らし加減。
そのすべてがおむすびの出来を左右する。
上手につやつやふっくら炊きあがったごはんは、やけどするほど熱々のうちに握る。
少し多めの天日塩をつけて、手のひらできゅっと握るのは7回ぐらい。
力が強すぎても米の粒がつぶれて固くなるし、柔らかすぎてもほぐれてしまう。
手にもったときはしっかりしていて、口にするとほろっとほぐれる。
それが理想のおむすび。
あぁ、言い出すときりがない。それほどおむすびが好きってことか。
投稿日:2019年8月30日 お知らせカテゴリー:連載コラム「おむすびとわたし」