幼いころのおやつは、祖母の作る冷や飯を握り、味噌をなすったおむすび。
たいていは二つで、それを両手に持って、よく家の裏の雑木林に遊びに行きました。食べ終わると、虫を捕まえたり、小枝や草で秘密基地をこしらえたり。二つ目を食べきれないときは、あたりの葉で包んで持ち帰りました。すると、祖母が火鉢の上で焼いてくれました。その香ばしいこと。おむすびというと、塩でものりでもなく、祖母の味噌むすびを思い出します。
投稿日:2019年8月13日 お知らせカテゴリー:連載コラム「おむすびとわたし」
幼いころのおやつは、祖母の作る冷や飯を握り、味噌をなすったおむすび。
たいていは二つで、それを両手に持って、よく家の裏の雑木林に遊びに行きました。食べ終わると、虫を捕まえたり、小枝や草で秘密基地をこしらえたり。二つ目を食べきれないときは、あたりの葉で包んで持ち帰りました。すると、祖母が火鉢の上で焼いてくれました。その香ばしいこと。おむすびというと、塩でものりでもなく、祖母の味噌むすびを思い出します。
投稿日:2019年8月13日 お知らせカテゴリー:連載コラム「おむすびとわたし」